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集広舎

Archive for May 2009


コラム新着情報

【集広舎コラムが更新されました】

主に歴史時代小説の書評などの執筆を続けている雨宮さんのコラムが更新されました。
中国古代・近代をふくめ、源平から幕末維新まではむろんのこと、明治大正期までを背景とした歴史時代小説の中に、歴史の真実とそこに生きた人々の息吹きを嗅ぎとることを評論の要とする手法に特色があります。

過去の書評も合わせてお楽しみ下さい。

月刊「東亜」掲載広告

【集広舎掲載広告のお知らせ】

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集広舎は月刊東亜に広告を掲載しています。
次号からは書籍広告だけでなく、小社イメージを画像とテキストを添えてお届けしていく予定です。

今後とも小社出版書籍をどうぞよろしくお願いいたします。

インド解き放たれた賢い象/書評・日本経済新聞

世界史的な転換、内部からの報告

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インドが一九九〇年代以降、グローバル化の流れに乗るようにして急速な経済成長を遂げたこと、その成長を指導したのが知識産業としてのIT産業であることは今ではよく知られている。しかし逆に、インドがなぜ九〇年代に入るまで離陸(テークオフ)し得なかったのか、その歴史的理由はそれほど理解されていない。  本書はインド独立後の経済体制が、その内向的・統制的体質のゆえに、長らくインド経済、取り分け企業の潜在的な能力を窒息させてきたことを、経営者として野水からの経験を縦横に交えつつ、余すところなく描いている。
 著者はインドの生みの親、ネルーがこの国に民主主義を定着させたことを高く評価しながらも、市場経済と起業家に対する不信感ゆえに、国家と官僚制度に過剰な期待をして、四十年近くもインド経済を停滞させたことを容赦なく批判する。
 しかし、九〇年代初頭に始まった経済自由化政策が、インド経済の潜在的な能力を解き放った。新しく登場した起業家や新・中流階級の将来に対して、著者は楽観的である。半世紀以上の民主主義の実践によって、インド社会の底辺にいる下位カーストがその地位を引き上げつつある事態も積極的に評価している。
 もちろん、著者はインド人がかつて「産業革命」に失敗したことも、インド社会が今なお様々な弱点を持つことも謙虚に認める。しかし、世界が「工業経済」から「知識経済」に移行しつつある中で、今やインドが顕著な競争優位性を持ちつつあると指摘。「インド人の大部分は今世紀初めの二十五年で中流階級になるはずだ」とまで断言している。
 だが、本書を読みとおすならば、これは決して誇大な言明ではないと感じさせられる。なぜならば、本書が経営者としての経験のみならず、一級の知性を併せ持つ著者による、インド経済についての均衡の取れたインサイダーリポートとなっているからである。私たち日本人は、本書から現在インドで生起する事態が世界史的な意義を有する大転換である、というメッセージを受け取るべきであろう。

日本経済新聞 2009年(平成21年)5月17日(日曜日)
大阪市立大学教授 脇村 孝平

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書名:インド解き放たれた賢い象
著者:グルチャラン・ダース
訳者:友田浩
A5平/418頁
定価 3,486円(税込)
発行:集広舎
発売:中国書店
ISBN:978-4-904213-04-9 C0098 ¥3320E
インド人による初めての本格的なインド紹介の本と評判の『インディア・アンバウンド』の邦訳。ノーベル経済学賞受賞者アマルティア・センも「自叙伝、経済分析、社会調査、政治点検およびビジネス展望が、ない交ぜになってインド理解へと導く素晴らしい本」と絶賛する。

インド解き放たれた賢い象/書評・北海道新聞

自伝的要素濃い経済史

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著者は青春期をアメリカで過ごし、ハーバードに学んだ。しかしいわゆる海外で成功したインド人ではなく、卒業とともに帰国し米国企業の現地法人に就職。地方都市の商人とバザールの流儀で交渉し、国の規制に縛られ、許認可のために完了相手の不毛な時間を浪費する。経済開放以前のインドビジネスと政財界を随まで経験し、文字通り叩き上げてトップに登りつめた。現在はベンチャー投資家を兼ね作家活動する、その自伝的要素の濃い現代インド論である。
 著者はインド独立前年の生まれ。個人の成長が新生インドの歩みと完全に重なる。ビジネスマンとしての成長過程もそのまま現代インド実録経済史である。アメリカ仕込みの教養と経済、ビジネス感覚、インドの現場体験を併せ持った記述や分析には納得させられ、読みごたえがある。地方都市の家系出身の都市中間層という立ち位置は今のインドのリーダーたちの一つの典型で、その点から著者の価値観や社会観には注目しておく必要があるだろう。
 ただ原著は二〇〇〇年の出版。すでにIT分野では知られていたが、RICs(新興四カ国)という用語も登場していない。この十年にインドは著者の想像を超えて成長した。一方で予想しなかった事態も生じた。富裕層は増えたが貧困は解消せず、格差は拡大。宗教ナショナリズムやテロリズムなど難問を抱えたままであることもわれわれは知っている。発展がすべてを解決するような本書の結びを(日本版への追補的文章は加えられているが)今の時点で読むと、仕方がないことだが消化不良を感じてしまう。
 もう一点。インド人への関心の高まりから関連図書の翻訳が増えている。
が、本書のようにインドの知識人レベルが対象の本を日本の一般読者に紹介するのは、訳語の表記や馴染みのない事項の解説など難しいことだと思った。

北海道新聞 2009年(平成21年)5月3日(日曜日)
  評・関口 真理
(亜細亜大非常勤講師・南アジア近現代史)

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書名:インド解き放たれた賢い象
著者:グルチャラン・ダース
訳者:友田浩
A5平/418頁
定価 3,486円(税込)
発行:集広舎
発売:中国書店
ISBN:978-4-904213-04-9 C0098 ¥3320E
インド人による初めての本格的なインド紹介の本と評判の『インディア・アンバウンド』の邦訳。ノーベル経済学賞受賞者アマルティア・センも「自叙伝、経済分析、社会調査、政治点検およびビジネス展望が、ない交ぜになってインド理解へと導く素晴らしい本」と絶賛する。

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【集広舎コラムが更新されました】

劉燕子(Liu Yanzi)さんのコラムが更新されました。

農村! 農村!
ふるさとは遠きにありて思うもの そして悲しくうたうもの(2)」
自身の祖父の話から、中国の農村の様子が伺えます。

過去のコラムも合わせてお楽しみ下さい。

また、合わせて劉燕子(Liu Yanzi)さん翻訳の小社出版書籍もよろしくお願い致しします。

絵本「ヒトを食べたきりん」がオンエアされました

【ヒトを食べたきりんがテレビで紹介されました】

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KBC九州朝日放送「サワダデス。」のコーナーで まちゅまゆさんの絵本「ヒトを食べたきりん」が取り上げられました。
ご購入をご希望の方は、小社ブックストアにて発売しております。

サウンドCD付き
絵・文 まちゅまゆ
販売価格 ¥2,415

今後とも、小社発行書籍をよろしくお願いいたします。

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【集広舎コラムが更新されました】

路上から届く本音が垣間見えるホームレス川柳vol.015〜017が更新されました。
ホームレス川柳を書いている路上生活者、髭戸太さん他による詩(うた)をお届けします。

過去の川柳も合わせてお楽しみ下さい。

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主に歴史時代小説の書評などの執筆を続けている雨宮さんのコラムが更新されました。
中国古代・近代をふくめ、源平から幕末維新まではむろんのこと、明治大正期までを背景とした歴史時代小説の中に、歴史の真実とそこに生きた人々の息吹きを嗅ぎとることを評論の要とする手法に特色があります。

過去の書評も合わせてお楽しみ下さい。

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【集広舎コラムが更新されました】

劉燕子(Liu Yanzi)さんのコラムが更新されました。

「三自愛国」教会の城南堂を見聞して
ふるさとは遠きにありて思うもの そして悲しくうたうもの(1)」
と言う内容になっております。

過去のコラムも合わせてお楽しみ下さい。

コラム新着情報

【集広舎コラムが更新されました】

中国、とりわけ北京の胡同に関心を寄せる
フリーライター多田麻美さんによるコラムが更新されました。
今回のコラムは北京の地壇公園で恒例になっている「書市(本の市)」について書かれています。

過去のコラムも合わせてお楽しみ下さい。

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【集広舎コラムが更新されました】

かずみまきさんのコラムが更新されました。

古くからベンガル人の心を捉えた「バウルの唄」。
バウルについてはもちろんベンガルの人々の心にも触れるコラムです。

過去のコラムも合わせてお楽しみ下さい。

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【集広舎コラムが更新されました】

劉燕子(Liu Yanzi)さんのコラムが更新されました。

「汪全勝という名の幼なじみ・六四天安門事件20周年にあたり」
と言う内容になっております。

過去のコラムも合わせてお楽しみ下さい。

コラム新着情報

【集広舎コラムが更新されました】

北京オリンピックで、通訳コーディネーターを務め、現在は通訳・翻訳・執筆業に従事している及川淳子さんのコラムが更新されました。

第4回は「北京とプラハを結ぶ知識人たち」です。

過去のコラムも合わせてお楽しみ下さい。

GWの営業について

小社ブックストアをご利用のお客さまに
ゴールデンウィークの営業についてお知らせです。
集広舎ブックストアへのご注文は休みなく24時間対応できますが、
発送は7日の営業日からとなっております。
どうぞよろしくお願いします。

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【集広舎コラムが更新されました】

主に歴史時代小説の書評などの執筆を続けている雨宮さんのコラムが更新されました。
中国古代・近代をふくめ、源平から幕末維新まではむろんのこと、明治大正期までを背景とした歴史時代小説の中に、歴史の真実とそこに生きた人々の息吹きを嗅ぎとることを評論の要とする手法に特色があります。

過去の書評も合わせてお楽しみ下さい。