烈火の中の永遠の生
二〇一一年十二月、カム地域のチャムド地区カルマ郷で、四十六歳の元僧侶、ロンツァ・テンジン・プンツォクが抗議の焼身自殺をしました。これは、二〇〇九年から、チベット地域内で抗議の焼身自殺を行った十三人目のチベット人です。そのうち十一人は男性で、女性は二人で、みなエンジ色の僧服をまとった僧侶でした。 [全文を読む]
アルピニスト野口健氏を迎えて
二月二十日、アルピニストの野口健氏を講演者にお迎えして《チベット騒乱・犠牲者追悼の集い》を開催いたします。二〇〇八年チベットで中国による大規模な弾圧が行なわれたおりには、中国政府を非難すれば今後の登山活動に支障をきたすことを知りながら、いち早く弾圧への抗議を表明した野口氏。このたびの《集い》へのご参加のほどを心よりお願い申し上げます。 [全文を読む]
中国民主化民族運動の現在──海外諸団体の動向
一九八九年、民主化を求める学生や市民が武力弾圧された六・四天安門事件後、民主化運動活動家の中には海外に逃れた者も多かったが、彼らの中から多くの運動組織が生まれた。本書では、こうした海外の民主化運動、そしてチベット人およびウイグル人による民族運動、また主に米国における両運動に対する支援組織に焦点が当てられる。 [全文を読む]
日亜協会「第180回例会」ご案内
今年は辛亥革命勃発100年、中国共産党創立90年という節目の年であるが、1960年代半ば以降10年にわたって展開され同胞大殺戮の悲劇を演じた、文化大革命と称する政治闘争が終わって35年になる年でもある。中国人が目を逸らし ... [全文を読む]
アジア人権人道学会 関西部会 第3回研究発表会
11月12日、「戦車を前にした文学の力・チベット女流作家オーセルを中心に」というテーマでご報告いたします。私は今まで『正論』2010年1月号掲載「殺劫・チベット・封印された記憶の真実」… [全文を読む]
秦風老照片館『総統府特別展』
中国の広西師範大学出版社が出版する『秦風老照片館』のシリーズは、台湾のジャーナリストで中華圏随一の歴史写真コレクターとして知られる秦風さんが、歴史的な写真や画像など膨大なコレクションを素材に、中国近現代史の真相を解き明かす人気作品群です。その秦風さんが、台北の総統府で開催された中華民国建国百周年記念写真展に貴重なコレクションを提供しました。 [全文を読む]
廖亦武氏『ショル兄妹賞』を受賞
また、新たな朗報です。廖亦武さんが、ドイツで「ショル兄妹賞」を受賞しました。「ショル兄妹賞」は「独立精神、公民の自由、道徳、知識、美意識を促進し、勇気と今日の社会的責任を高める作家」に与えられます。廖亦武さんは劉暁波さんの盟友で、「〇八憲章」の最初の署名者です。一九八九年の天安門事件のとき「大虐殺」という詩を発表したため四年間も投獄されました。 [全文を読む]
唯色氏、2011年度オランダ「クラウス王子賞」受賞
オーセルさんがまたまた国際的な栄誉ある賞を受賞しました。オランダのクラウス王子基金会から「勇敢なチベット人作家」として表彰されました。ただ今、午後5時40分(9月7日)、ラサにいるオーセルさんと電話でお話しできました。とても喜んで、このように語りました。 [全文を読む]
楊海英評『私の西域、君の東トルキスタン』
西域といえば、中国人も日本人も大いにロマンを抱くところだ。「腰の下の剣を将って、願わくは直ちに楼蘭を切らん」。「黄砂 百戦すれば、金甲 あなをうがつも、楼蘭をやぶらずんば、ついに かえらじ」。このような漢詩をまた「辺塞詩」とも呼ばれ、古来、中国人による西域征伐の軍功をうたった作品である。 [全文を読む]
信濃毎日新聞:王力雄氏インタビュー
王力雄さんのインタビューと本の紹介が信濃毎日新聞に掲載されました。ほぼ同じ内容が、神戸新聞、大分合同新聞に出ました。その他の地方紙にも掲載の予定です。 [全文を読む]
麻生晴一郎評『私の西域、君の東トルキスタン』
中国には民主派、親政府派など多様な意見を持つ知識人がいる。だが、そうした多様性も民族問題になると別だ。日ごろ民主化を唱えて政府に批判的な人でもウイグルの独立問題になると途端に政府を弁護しがちで、少数民族の側に身を置いた意見はきわめて少ない。中華民族としての独特な統一意識やナショナリズムのためと思われ、同じ傾向は台湾の独立問題に関しても言える。 [全文を読む]
サーチナ書評『現代中国社会保障事典』
著者・王文亮教授による『現代中国社会保障事典』の紹介が「サーチナ」のコラム/インタビュー欄に掲載されました。
中国に進出している日本企業にとっても、従業員の賃金や福利厚生は大きな関心事であり、従業員の年金、医療、失業、労災、出産に関連する社会保険の加入も大きな課題となっています。 [全文を読む]
私の西域、君の東トルキスタン
『殺劫──チベットの文化大革命(集広舍刊)』のツエリン・オーセルの夫、2010年ノーベル平和賞・劉暁波の畏友、中国民主化の鍵を握る著者が「国家機密窃取」の容疑で入獄などの艱難を乗り越え、9年の歳月をかけて新疆ウイグル人の内心と社会に迫った必見の書。台湾での出版に続き、世界に先駆けて邦訳刊行。 [全文を読む]


