Information

集広舍コラム

Archive for January 2009


北京の胡同から/第8回

beijing_08_01.jpg

少し時間は遡るが、昨年末の12月22日から24日にかけて、北京で『2008REAL日本ドキュメンタリー映画交流会』が行われた。このイベントが画期的であったのは、主催こそ中央戯劇学院だが、発案から実施までのプロセスがすべて日中のボランティア・スタッフによって担われた、北京で初のドキュメンタリー映画祭だったこと。より具体的に言えば、上映作品や上映場所の選択から、パンフレットやポスターの制作、スポンサー集め、宣伝、会場のセッティング、ゲストの招聘、当日の運営に至るまでがすべて学生を中心とするボランティアによって担われた、学術目的でない、初の民間の日本ドキュメンタリー映画祭ということになる。

路上の詩/vol.003

路上の詩 [ホームレス川柳]/vol.003

higeto_003_01.jpg

クリスマス ケーキは遠い 夢の中     髭戸 太

路上の詩/vol.002

路上の詩 [ホームレス川柳]/vol.002

higeto_001_01.jpg

ベンチ寝る 頬をかすめる 枯葉かな     髭戸 太

路上の詩/vol.001

路上の詩 [ホームレス川柳]/vol.001

higeto_001_02.jpg

日の暮れた 公園ベンチに 一人きり      髭戸 太

北京の胡同から/第7回・後編

beijing_7_02.jpg

二、

とはいえ、話題作『梅蘭芳』は、公開後、大きな反響を呼び、テレビや新聞などのマスメディアでも大々的に報道された。新聞『新京報』は15ページに渡る特集を組み、『梅蘭芳』を昨年の中国映画における最優秀作品と評した。

北京の胡同から/第7回・前編

一、

beijing_7_01.jpg

昨年末、映画『梅蘭芳』が封切りになった。かの『さらば、わが愛 覇王別姫』で大ヒットを記録した陳凱歌監督が、ふたたび京劇の女形を主人公とする作品を撮った、ということで、公開前から話題が沸騰。決して陳監督の全作品のファンとはいえない私も、昔立ち見で観た『覇王別姫』の感動を再び、と、公開初日にいそいそと映画館に足を運んだ。