紫の「花だいこん」を中国大陸から伝えた人びと

日中国交正常化四十周年記念講演会(講師:細川呉港氏)
今年5月に、福岡の集広舍から『紫の花伝書』を出版された東京在住のノンフィクション作家、細川呉港氏をお招きして講演会を行います。花の伝来」に焦点をあてた『紫の花伝書』は、戦後67年、日中国交正常化40年の今年、知られざるもう一つの日中関係を明らかにしたと、新聞、雑誌などで全国的に評判になっています。この機会をお見逃しなく、ふるってご参加頂ければ幸いです。終了後は講師を囲んで簡単な食事会(会費3,000円程度)も予定しています。食事会参加の有無も合わせてお知らせください。

日時:2012年8月19日(日)15時半~17時半
場所:西日本新聞会館12階3号会議室
(福岡市中央区天神1-4-1)
*九州日中平和友好会・福岡広州ライチ倶楽部・九州中国研究会共催

【内容】
花だいこん、またの名を「諸葛菜」は戦後、急速に日本中で
ひろまった美しい野生の花です。最近では切手にもなり、いまでは
すっかり、ポピュラーになりました。住宅街の空き地や、鉄道沿線など
いたるところに咲いています。「菜の花」を紫にしたような
ところから「紫はなな」とも言われています。
しかしこの花は、大陸から戦争中から戦後にかけて
日本に持って帰られた花です。そのルートと、種子を持って帰った
人を追って46年、5つのルートと、5人の人達の生涯を追いかけました。
彼らはみんな、戦争の中を生きてきた人達でした。

【講師プロフィール】
細川呉港(ほそかわ・ごこう)。1944年広島県生まれ。1965年移民船でキューバへ。早稲田大学卒。集英社入社後、宣伝部、日本版PLAYBOY、ファッション誌
MORE編集部、筑波科学博覧会副館長をへて学芸編集部長。現在はフリー。東洋文化研究会主宰。牧野植物同好会会員。著書に『満ちてくる湖』平河出版、『ノモンハンの地平』光人社、『草原のラーゲリ』文藝春秋社、訳書『日本人は鰯の群れ』光人社など多数。

【3会合同学習会】
九州日中平和友好会(会長:鹿毛隆郎)
福岡広州ライチ倶楽部(会長:江頭和彦)
九州中国研究会(会長:鹿毛隆郎)

【講師プロフィール】
細川呉港(ほそかわ・ごこう)。1944年広島県生まれ。1965年移民船でキューバへ。早稲田大学卒。集英社入社後、宣伝部、日本版
PLAYBOY、ファッション誌 MORE
編集部、筑波科学博覧会副館長をへて学芸編集部長。現在はフリー。東洋文化研究会主宰。牧野植物同好会会員。著書に『満ちてくる湖』平河出版、『ノモンハンの地平』光人社、『日本人は鰯の群れ』光人社、『草原のラーゲリ』文藝春秋社など多数。

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■参加費
無料(会員)
1,000円(ビジター)

■懇親会
日にち:当日18時ごろ(講演会終了後移動)
場所:竹園天神本店
懇親会費:約3,000円

問合せ・申込みなど連絡先:
九州中国研究会事務局(福田)
福岡市博多区冷泉町1-3エクセレンス祇園207
092-281-4700
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MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店
トークセッション
2012年9月7日(金)開場18:00 開演18:30 終了20:00(予定)

『紫の花伝書―花だいこんを伝えた人々―』(集広舎)出版記念

細川呉港

花だいこんの来た道
―それは戦争の時代だった―

かつて新聞紙上で、植物好きの昭和天皇まで巻き込んで論争された「花だいこん論争」。
この花はどこから来たのか?正式な名前は?戦後、東京から急速に広まった花だいこん。
またの名を諸葛菜(ショカッサイ)。この花の種子を大陸から持ち帰った人たちを探して40数年。
今初めて明らかにされる5つのルートと5人の人生。彼らはみな、戦争の時代を生きた人たちでした。
また日本中に広まったこの花の第2の故郷のひとつは世田谷でした。
① 揚子江中流から日本兵によって送られた種子を世田谷と茨城県石岡へ。
② 横浜山手の外人居留地から世田谷の弦巻へ。
③ 北京の監獄から戦後、日本に亡命した満州国の大臣が伊豆で栽培。
④ 植物好きの伯爵、満鉄総裁が大連から。
⑤ 満州開拓女塾の女教師が逃避行の後、奉天から。
などなど、長年の探索の結果わかってきました。それぞれの人たちが戦争の中を懸命に生きてきたのです。
私はそういった人々を追いかけて日本各地や大陸さえも、旅をしてきました。
最初はルートだけわかればいいと思っていましたが、次第にそうした種子を伝えた人々の人生や、
生き方さえも興味を持つようになりました。
花は、単に美しいだけではなく、伝えた人々の失った青春や、思い出の土の匂いをも運んでいきます。
またこうしたことを探索していく作業が、老後の人生をいかに豊かに、楽しくするかについても私は訴え
ていきたいと思います。

講師紹介
★細川呉港(ほそかわ・ごこう) 1944年広島県呉市生まれ
1965年移民船でキューバへ。早稲田大学卒。集英社入社後、宣伝部、日本版PLAYBOY、MORE編集部、筑波科学博覧会
副館長を経て学芸編集部長。現在はフリー。東洋文化研究会主宰。牧野植物同好会会員。
著書は『満ちてくる湖』(平河出版社)、『ノモンハンの地平』(光人社)、『日本人は鰯の群れ』(翻訳、光人社)
『草原のラーゲリ』(文藝春秋)など多数。

      会場…7階喫茶にて。入場料1000円(1ドリンクつき)
定員…40名
      受付…ご予約が必要です。7Fカウンターまたは、お電話にて御予約承ります。

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