私の西域、君の東トルキスタン

私の西域、君の東トルキスタン

『殺劫──チベットの文化大革命(集広舍刊)』のツエリン・オーセルの夫、2010年ノーベル平和賞・劉暁波の畏友、中国民主化の鍵を握る著者が「国家機密窃取」の容疑で入獄などの艱難を乗り越え、9年の歳月をかけて新疆ウイグル人の内心と社会に迫った必見の書。台湾での出版に続き、世界に先駆けて邦訳刊行。 [全文を読む]
滄桑 - 中国共産党外伝

滄桑 – 中国共産党外伝

辛亥革命から文化大革命まで、一九〇〇年陝北の貧農の子として生まれ、窮民を率いて官倉を襲ったスタートから、中共の副省級の高官にまで昇りつめた人物とそのプロセスを生き生きと描く、二〇〇七年発禁処分の伝記小説。滄桑とは「滄海桑田、滄桑の変、世の中の移り変わりの激しいさま」を意味する。 [全文を読む]
増補改訂版・台湾史小事典

増補改訂版・台湾史小事典

政治・社会の自由化に伴う急速に進む台湾アイデンティティの高まりにより、教育においても大陸中心から台湾そのものを学ぶことが求められ、中学生用歴史教科書『認識台湾・歴史篇』の副読本として原著は生まれた。現代台湾の視線から、年表と事項解説を多用し、重要項目を網羅する台湾史の格好の手引き書となっている。 [全文を読む]
変わる中国を代表する18人のインタビュー集『中国新声代』

変わる中国を代表する18人のインタビュー集『中国新声代』

「故宮とスターバックス、というタイトルから何をイメージするだろうか。私たちは「現代中国」をほとんど知らない。隣国の巨人を、まず知ることから始めなければならない。本書は、最良のガイドブックである」──村上龍(帯より) [全文を読む]
路遥作品集

路遥作品集

このたび中国書店にて、中国の現代作家・路遥の生誕六十周年を記念して『路遥作品集』を刊行いたしました。路遥は、中国内陸部の黄土高原、延安の農村地帯を舞台に閉塞的社会構造下に生きる青年の野望と挫折を描き、一九九二年四十一歳の若さで没した茅盾文学賞作家です。真摯、重厚、静謐なその作品は、「隠れた声なき大多数」である海賊版の読者を含め、青年層を中心に今もなお絶大な人気を誇っています。 [全文を読む]
殺劫(シャーチェ)チベットの文化大革命

殺劫(シャーチェ)チベットの文化大革命

一九六六年から十年間、チベット高原を吹き荒れた文化大革命の嵐は、仏教王国チベットの伝統文化と信仰生活を完膚なきまでに叩き壊した。現在も続くチベット民族の抵抗は、この史上まれな暴挙が刻印した悲痛な記憶と底流でつながっている。長らく秘められていた「赤いチベット」の真実が、いま本書によって四十余年ぶりに甦る。 [全文を読む]
インド 解き放たれた賢い象

インド 解き放たれた賢い象

インド人による初めての本格的なインド紹介の本と評判の『インディア・アンバウンド』の邦訳。ノーベル経済学賞受賞者アマルティア・センも「自叙伝、経済分析、社会調査、政治点検およびビジネス展望が、ない交ぜになってインド理解へと導く素晴らしい本」と絶賛する。 [全文を読む]
絵本『ヒトを食べたきりん』

絵本『ヒトを食べたきりん』

本文だけでなく、表紙(ハードカバー)・見返し・扉・後書き・奥付に、この絵本のエスキスになったデッサンやエッチングを数多く掲載し、画集としても楽しめる内容になっています。さらには、mama!milk の生駒祐子とサウンドデザイナーの西浦智仁のサウンドを収めたCDを巻末に収録し、絵本と音楽のコラボレーションが楽しめる仕様になっています。 [全文を読む]
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自由は必ず勝利する

自由は必ず勝利する

このたびの余傑氏の事実上の亡命に関して、小社のコラムニスト劉燕子さんより下記のメッセージを頂戴いたしました。ご許可を得て掲載させていただきます。 [全文を読む]
アルピニスト野口健氏を迎えて

アルピニスト野口健氏を迎えて

二月二十日、アルピニストの野口健氏を講演者にお迎えして《チベット騒乱・犠牲者追悼の集い》を開催いたします。二〇〇八年チベットで中国による大規模な弾圧が行なわれたおりには、中国政府を非難すれば今後の登山活動に支障をきたすことを知りながら、いち早く弾圧への抗議を表明した野口氏。このたびの《集い》へのご参加のほどを心よりお願い申し上げます。 [全文を読む]
中国民主化民族運動の現在──海外諸団体の動向

中国民主化民族運動の現在──海外諸団体の動向

一九八九年、民主化を求める学生や市民が武力弾圧された六・四天安門事件後、民主化運動活動家の中には海外に逃れた者も多かったが、彼らの中から多くの運動組織が生まれた。本書では、こうした海外の民主化運動、そしてチベット人およびウイグル人による民族運動、また主に米国における両運動に対する支援組織に焦点が当てられる。 [全文を読む]
オーセル氏のエッセイ・詩 五編

オーセル氏のエッセイ・詩 五編

「三・一四事件」の後、ラサでは大衆を動員して、深く潜んだ「ダライ分裂集団」を引きずり出して、批判闘争にかけるという運動が繰り広げられました(これは文革期の常套手段でした)。退職幹部たちは例外なく参加しなければならず、最も積極的な主力軍となりました。 [全文を読む]
日亜協会「第180回例会」ご案内

日亜協会「第180回例会」ご案内

今年は辛亥革命勃発100年、中国共産党創立90年という節目の年であるが、1960年代半ば以降10年にわたって展開され同胞大殺戮の悲劇を演じた、文化大革命と称する政治闘争が終わって35年になる年でもある。中国人が目を逸らし ... [全文を読む]
アジア人権人道学会 関西部会 第3回研究発表会

アジア人権人道学会 関西部会 第3回研究発表会

11月12日、「戦車を前にした文学の力・チベット女流作家オーセルを中心に」というテーマでご報告いたします。私は今まで『正論』2010年1月号掲載「殺劫・チベット・封印された記憶の真実」… [全文を読む]
王丹と陳光誠

王丹と陳光誠

一九八九年の天安門民主化運動の学生リーダーであった王丹さんからメールが届きました。当時、彼は北京大学歴史系の学生で、六月四日の天安門事件の後、政府転覆の陰謀を企てたとして十一年の判決を下され、服役していましたが、一九九八年に病気治療を理由に仮釈放され、米国に出国し、ハーバード大学で歴史学博士の学位を取得し、現在では台湾の大学で中国近代史を教えています。 [全文を読む]
秦風老照片館『総統府特別展』

秦風老照片館『総統府特別展』

中国の広西師範大学出版社が出版する『秦風老照片館』のシリーズは、台湾のジャーナリストで中華圏随一の歴史写真コレクターとして知られる秦風さんが、歴史的な写真や画像など膨大なコレクションを素材に、中国近現代史の真相を解き明かす人気作品群です。その秦風さんが、台北の総統府で開催された中華民国建国百周年記念写真展に貴重なコレクションを提供しました。 [全文を読む]
女性党首モモタ・ベナルジー

女性党首モモタ・ベナルジー

女性党首であるモモタ・ベナルジーは、党派、宗派にかかわらず、西ベンガル人の尊敬と人気を集めているようです。首相となった今も、ゴム草履をはき、特別待遇は一切拒否し、護衛もつけず交通渋滞でも一般車と同じように停車し、声をかけてくる一般の人々の質問にも答える。モモタを批判する人にはあまり出会わないぐらい、一般人からの信頼を得ているようです。 [全文を読む]
廖亦武氏『ショル兄妹賞』を受賞

廖亦武氏『ショル兄妹賞』を受賞

また、新たな朗報です。廖亦武さんが、ドイツで「ショル兄妹賞」を受賞しました。「ショル兄妹賞」は「独立精神、公民の自由、道徳、知識、美意識を促進し、勇気と今日の社会的責任を高める作家」に与えられます。廖亦武さんは劉暁波さんの盟友で、「〇八憲章」の最初の署名者です。一九八九年の天安門事件のとき「大虐殺」という詩を発表したため四年間も投獄されました。 [全文を読む]
唯色氏、2011年度オランダ「クラウス王子賞」受賞

唯色氏、2011年度オランダ「クラウス王子賞」受賞

オーセルさんがまたまた国際的な栄誉ある賞を受賞しました。オランダのクラウス王子基金会から「勇敢なチベット人作家」として表彰されました。ただ今、午後5時40分(9月7日)、ラサにいるオーセルさんと電話でお話しできました。とても喜んで、このように語りました。 [全文を読む]
エッセイ『茶館』その他

エッセイ『茶館』その他

ラサの大通りから狭い路地まで、どれほど茶館があるでしょうか。数えようにも、数えきれません。ラサの隅々まで茶館が見え隠れしているようです。ツァイツィ(載追)、サルジュ(革命)、ガンジョン(崗瓊)、ルゥツォン(魯倉)などの有名な老舗には、毎日、老いも若きも集まってきます。 [全文を読む]
ニマツェリンの涙

ニマツェリンの涙

一九九六年の真夏のある日、ジョカン寺(大昭寺)はいつものように巡礼者や観光客でにぎわっていました。ニマツェリンもいつものように入口で入場券を販売しながら、いつでも遠くから来た観光客に英語や中国語で解説できるように準備していました。これはニマツェリンの仕事です。他のラマ僧と違い、新聞やテレビでは「ラマ僧ガイド」と呼ばれています。 [全文を読む]
外国映画をめぐるいくつかの情況

外国映画をめぐるいくつかの情況

私を含めた北京の映画ファンには実に嬉しいことだが、今年4月末に行われた第一回北京国際電影季の後を追うように、現在北京では様々な国の映画祭が数珠を連ねるように開催されている。北京ではもう恒例ともいえるフランス映画祭の後、トルコ映画祭、スウェーデン映画祭、日本映画ウィーク、ロシア映画祭がそれに続き、現在開催されているのは、モロッコ映画祭だ。 [全文を読む]
チベット『安居工程』の破壊的使命

チベット『安居工程』の破壊的使命

最近、中国共産党は、マルクスを持ち出すのは、あまりお好きでないようだ。党としては目下のところ勢い盛んに資本主義を行ったため、資本主義の倫理の最低線をぶち壊してしまい、マルクスが批判した西洋資本主義にくらべても、さらに腐敗し野蛮なものとなっている。 [全文を読む]