廣田裕之の社会的連帯経済ウォッチ
韓国における社会的連帯経済関係の公共政策についてのILOの報告書

韓国における社会的連帯経済関係の公共政策についてのILOの報告書

今年の6月末に、韓国はソウル市内で社会的連帯経済に関するILOのアカデミーが開催されましたが、それを記念する形でILO側でも韓国における社会的連帯経済についての報告書(英語)を刊行しましたので、今回はこの報告書を取り上げたいと思います… [全文を読む]
脱成長について

脱成長について

社会的連帯経済が盛んなフランスやスペインなどでは、脱成長(仏décroissance、英degrowth、西decrecimiento)と呼ばれる思想が、社会的連帯経済の実践例にも影響を及ぼしています。今回はこの脱成長について取り上げたうえで、社会的連帯経済との間でどのような親和性を持つか検討してみたいと思います。脱成長の論者として世界的に最も有名なのは、フランスの経済学者セルジュ・ラトゥーシュで、彼の著作「経済成長なき社会発展は可能か?──〈脱成長〉と〈ポスト開発〉の経済学」… [全文を読む]
日本発で世界に広まった産直提携農業

日本発で世界に広まった産直提携農業

社会的連帯経済に関するこの連載では、どうしても諸外国の事例の紹介が中心になりがちですが、今回は日本発で諸外国に広まっていった産直提携農業について取り上げたいと思います。なお、この産直提携については、以下の記事もご覧ください… [全文を読む]
社会的市場について

社会的市場について

スペインの連帯経済ネットワークREASでは、社会的市場と呼ばれる取り組みに重点を置いていますが、これまでこの社会的市場についてご紹介する機会がなかったので、今回はこのテーマに注目したいと思います。なお、この社会的市場を理解するための理念的基盤として、「平等」、「労働」、「環境の持続可能性」、「協力」、「非営利」および「地域社会への取り組み」という6原則を規定した、REAS憲章についての日本語での解説についてもお読みになることをお勧めします… [全文を読む]
第2回社会的連帯経済会議(2016年11月、スペイン・ビルバオ市)の 報告書より

第2回社会的連帯経済会議(2016年11月、スペイン・ビルバオ市)の 報告書より

昨年(2016年)の11月10日から12日にかけて、REASエウスカディ(バスク州)の主催で、同州の最大都市であるビルバオ市内で第2回社会的連帯経済会議が開催されましたが、「社会的連帯経済の展開のためのいくつかの道のり」という副題とともにその報告書(スペイン語版・バスク語版)が刊行されましたので、こちらでその内容をご紹介したいと思います… [全文を読む]
第4回社会的補完通貨国際会議報告

第4回社会的補完通貨国際会議報告

5月10日(水)から14日(日)にかけてバルセロナ市内で第4回社会的補完通貨国際会議が開催されましたので、その内容について報告したいと思います。今回の会議では34か国から350名ほどの人が参加し、史上最大規模になりました。なお、今回の記事に関連する過去ログとして、以下の記事がご参考になると思いますので、こちらもご一読いただければ幸いです… [全文を読む]
第13回IDEARIA報告

第13回IDEARIA報告

去る4月末に、スペイン南部アンダルシア州はコルドバ市のマイモニデス高校(市役所そば)で、第13 回IDEARIAが開催されましたので、今回はその報告を行いたいと思います。なお、前回(第12回、2015年開催)の報告については、こちらをご覧ください。今回のIDEARIAでは、連帯経済におけるエコフェミニズムが主なテーマとなっており、基本的に講演ではなく分科会での議論を通じて具体的な行動計画を生み出すというものとなっていました。とはいっても、エコフェミニズムという考え方自体に馴染みのない読者の方が大半だと思います… [全文を読む]
報告書「フェアトレードビジネスモデルの新しい展開」

報告書「フェアトレードビジネスモデルの新しい展開」

この連載では、日本語以外で書かれた世界各地の報告書について紹介する機会が多いですが、日本国内のフェアトレード関係者が作成に携わった「フェアトレードビジネスモデルの新しい展開」という報告書が、先ごろ国際貿易投資研究所(ITI)から刊行されたことから、今回はこの報告書についてご紹介したいと思います… [全文を読む]
フェアトレード促進のための公共政策:南米3ヵ国の事例

フェアトレード促進のための公共政策:南米3ヵ国の事例

最近、社会的連帯経済促進関連の公共政策についての記事が数多く刊行されたことから、この連載でもそのような公共政策を紹介する機会が増えていますが、今回は分野別、具体的にはフェアトレードにおいて、南米3か国(ブラジル、エクアドル、コロンビア)で実践されている諸政策をまとめた報告書の内容をご紹介しましょう… [全文を読む]
ポルトガル・アゾレス諸島における社会的連帯経済

ポルトガル・アゾレス諸島における社会的連帯経済

ポルトガルでは2015年10月にポルトガル連帯経済ネットワーク(REDPES)が結成されましたが、3月11日(土)にアゾレス諸島の中心都市ポンタ・デルガダ市内で開催された同ネットワークの総会プラス連帯経済の紹介イベントに参加してきました。これに合わせて現地の事例も見学してきましたので、その様子を報告したいと思います。なお、ポルトガルにおける社会的連帯経済については、第52回の記事も… [全文を読む]
バスク発の社会的連帯経済推進諸政策

バスク発の社会的連帯経済推進諸政策

最近は社会的連帯経済推進関係の公共政策についてさまざまな資料が刊行されていることから、それについての連載が多くなっていますが、今回はスペインのREASバスクが最近まとめた、社会的連帯経済の推進のための諸政策をまとめた報告書(スペイン語版、バスク語版)を紹介したいと思います。なお、この報告書内でもたびたび取り上げられている、バルセロナ県議会による社会的連帯経済の推進関連の報告書についての日本語要約は… [全文を読む]
非営利組織(NPO)と社会的連帯経済の違い

非営利組織(NPO)と社会的連帯経済の違い

今回は、社会的連帯経済と似ているものの異なる概念である非営利組織(NPO)あるいは非営利セクターについて紹介したうえで、社会的連帯経済との違いについて明らかにしたいと思います。日本ではどちらかというと、社会的連帯経済よりもNPOや非営利セクターのほうが広く知られていると思いますが、両者の違いをわかりやすくお伝えいたします… [全文を読む]
国連社会開発研究所の提唱する社会的連帯経済関係の公共政策

国連社会開発研究所の提唱する社会的連帯経済関係の公共政策

2013年1月に始まり、月2回のペースで続けてきた連載ですが、今回めでたく第100回を迎えることになりました。まだまだ社会的連帯経済については世界各地で様々な情報があるので、この連載を通じて今後も日本の読者の皆さんに多種多様な実例や理論などを紹介してゆきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願い申し上げます… [全文を読む]
ソウル市における社会的経済

ソウル市における社会的経済

前回(第98回)はバルセロナ市役所が最近発表した社会的連帯経済推進のための諸政策を紹介しましたが、韓国の首都ソウル市では、朴元淳(パク・ウォンスン)氏が2011年に市長に就任以来、社会的経済の推進においても目覚ましい動きを見せています。今回は、同市が発行した「ソウル市における社会的経済の発展の現状」(英語版・フランス語版)と題されたブックレットの内容を紹介したいと思います… [全文を読む]
バルセロナ市役所による社会的連帯経済推進政策

バルセロナ市役所による社会的連帯経済推進政策

バルセロナ市における社会的連帯経済の発展の歴史や現状については、第77回および第78回の連載ですでに紹介していますが、最近バルセロナ市役所が一連の推進政策を発表(カタルーニャ語)しましたので、今回はそれについて紹介したいと思います。スペインでは2015年5月の統一地方選挙により、各地で新しい市長が生まれましたが、その中でも各種先進的な取り組みで最も有名なのが、バルセロナ市長に就任したアダ・コラウです。 [全文を読む]